こちらの過失が大きい事故の場合 1はじめに交通事故の被害者自身にも過失が問われて過失相殺が問題となることはよくあると思います。こちらの過失が大きいと評価されるケースの場合、どのように処理すべきでしょうか。(こちらの過失が…
交通事故訴訟の進み方② 1はじめに交通事故の被害に遭われた方は、通常、相手方の保険会社と示談交渉を行います。しかし、相手方の保険会社の提示する金額に納得ができない場合には、訴訟によって解決を図ることになります。交…
交通事故訴訟の進み方 1はじめに交通事故の被害に遭われた方は、通常、相手方の保険会社と示談交渉を行います。しかし、相手方の保険会社の提示する金額に納得ができない場合には、訴訟によって解決を図ることになります。ど…
どこの裁判所で裁判するのか② 1はじめに前回は、管轄裁判所の原則が住所地を基準にしていることなどをお伝えしました。今回は、請求する金額で異なる事物管轄と言われるものを説明します。2地方裁判所と簡易裁判所裁判制度は三審制…
どこの裁判所で裁判するのか 1はじめに交通事故の被害に遭われた方は、通常、相手方の保険会社と示談交渉の話し合いをすることになると思います。これは、物損事故も人身事故でも変わりありません。話し合いで解決ができない場合に…
可動域制限の後遺障害について 実務的には、骨折により可動域の制限が生じたというケースは多く経験します。特に2分の1以上の制限が残ると、10級が認定され、4分の1以上の制限が残ると、12級が認定されます。後遺障害慰謝料だ…
その他の後遺障害②~下肢の可動域制限について 下肢の機能障害前回は、上肢の機能障害について記載しました。今回は、下肢の機能障害について記載します。(1)下肢とは,股関節・ひざ関節・足関節までの3大関節及び足指の部分をいいます。後遺障害…
その他の後遺症について~上肢の可動域制限について 交通事故により骨折し、可動域に制限が残るというケースは、実務的には非常に多く経験します。これらの可動域の制限は、後遺障害の世界では、機能障害と言われますが、上肢及び下肢の機能障害があります…
高次脳機能障害の等級について 高次脳機能障害の該当する等級とその症状の程度は以下の通りです。自賠責では、高次脳機能障害の程度、身体性機能障害の程度及び介護の有無・程度を踏まえて総合的に評価を行うとしていますが、実際には…
高次脳機能障害の後遺障害認定の実際 高次脳機能障害について、自賠責調査事務所や労災において、後遺障害に認定されるためには、以下の3点を証明する必要があります。脳損傷が確認できること事故後に意識障害があること認知障害、行動障害…