歩行者同士の事故③
2025/09/28
前回に続き、歩行者同士の交通事故について、書いていきます。
歩行者同士の交通事故でありがちな点を挙げていきます。
・後遺障害の認定機関がない
前述したように、被害者は高齢者が多い印象です。私どもで対応した事件は、歩行中に衝突し、倒れ方が悪くて骨折したというものでした、被害者自身にも骨粗しょう症があったことから、被害が拡大したという側面も否定できず、治療期間も長期化しました。
最終的に、後遺障害が残存していると考えられるケースでも、自動車事故の場合のように、自賠責に後遺障害の認定を求めることができません。
そのため、現在の症状から、自賠責の基準を利用して評価していくということにならざるを得ません。
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河口法律事務所
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鹿児島で交通事故後に対応
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