逸失利益とは
2025/07/12
逸失利益とは、後遺障害によって労働能力が失われ、将来得られたはずの収入を得られなくなるので、その減収分を請求するものです。
逸失利益は事故前に働いていた人だけでなく、主婦、子どもや学生にも認められる損害です。
有職者の場合、症状固定までは「休業損害」として減収分の支払いを受けますが、症状固定後は「逸失利益」として後遺症によって失った将来の減収分を一括でまとめて受け取ることになります。
逸失利益の具体的な金額は、被害者の職業や年齢、性別などによって変わってきますが等級が高い、労働能力喪失率というものが高くなるので、それに伴って金額も高額になります。
以下が、基本的な計算式です。
「一年あたりの基礎収入」×「労働能力喪失率」×「労働能力喪失期間に対するライプニッツ係数」
次回から、さらに詳しく見ていきます。
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