寄与分について
2025/06/20
寄与分とは、被相続人の財産の維持や増加に貢献した場合に、他の相続人よりも相続財産を多く分けてもらうことができる制度です。
要件として、以下の5つが必要と言われています。
1 相続財産の維持・増加に貢献したこと
2 扶養義務の範囲を超える特別な貢献があったこと
夫婦や親子、兄弟姉妹に通常求められる程度の貢献では、「特別な貢献」といえません。
3 被相続人が寄与行為を必要としていたこと
4 対価を受け取っていないこと(無償性)
5 一定期間以上の貢献があったこと(継続性)
このように、特別な寄与であると評価されることが必要です。
これが非常に例外させる要素になっています。
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